いまさら聞けない?Windows 10のTips

第5回

機能のON/OFFだけでなく設定画面をすぐ表示できるWindows 10の“クイック アクション”

ボタンのクリックで機能のON/OFFなどがすばやく行える

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

ボタンのクリックで機能のON/OFFなどがすばやく行える

通知領域の通知アイコンをクリックするとアクション センターが起動。アクション センター下に表示されたクイック アクションで各機能のON/OFFができる

 スマートフォンでは、Wi-FiをON/OFFするときなどに、画面上部や下部からサッとボタンを表示して設定を変更できるが、それと同じような使い方ができるのがWindows 10の“クイック アクション”だ。

 各種通知が表示される“アクション センター”を開くと、下の方にボタンが表示され、これがクイック アクションとなる。

 [タブレットモード]や[VPN]、[Bluetooth]など、機器によって表示されるボタンは異なるが、各機能のボタンをクリックすることで機能をON/OFFしたり、[すべての設定]などから“設定”画面を手軽に表示できる。

 また、右クリックすることで、各ボタンの設定画面を表示することも可能。たとえば、[Wi-Fi]アイコンを右クリックすれば、「設定」の[ネットワークとインターネット]にある“Wi-Fi”設定画面を直接表示することができる。

 単なるON/OFFだけでなく、各種設定画面にすばやくアクセスするためにも活用できる。

ボタンを右クリックすると、ボタンに該当する機能の設定画面を表示できる