やじうまの杜

今日は七夕。でも天の川って見たことある?

「Mitaka」「Stellarium」で天の川や織姫・彦星を見る方法を教えます!

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「Mitaka」と「Stellarium」で表示した天の川と織姫・彦星

 本日7月7日は七夕。天の川を挟んだ織姫と彦星が年に一度だけ出会える日です。でも、町中では夜空を見上げても天の川ってほとんど見えないのが現実です。天の川を一度も見たことがない人も多いようですね。

 せめてパソコンで天の川と織姫(織女・ベガ)・彦星(牽牛・アルタイル)を表示してロマンチックな逢瀬に思いを馳せてみましょう。星空を表示できるソフト「Mitaka」と「Stellarium」で、七夕の天の川をはっきり見る方法を解説します。

「Mitaka」

[表示]-[天の川]メニューで[明るい天の川]項目をON

 「Mitaka」は、七夕の今日起動すれば7月7日の20時の星空が表示されます。まずはドラッグで東の空へ視点を移動しましょう。彦星ことワシ座のアルタイルがまず目に付くはず。そのまま上へ視点を移動すると織姫こと琴座のベガも見付かるでしょう。

 デフォルトの状態でも天の川は白いもやのように表示されますが、天体写真でよく見るような美しい天の川を見たいなら、[表示]-[天の川]メニューで[明るい天の川]項目をONにすると、明るさが強調されたカラフルで美しい天の川を楽しめます。

「Mitaka」で表示した天の川

「Stellarium」

[空と表示の設定]画面の[空]タブ

 「Stellarium」は、起動すると現在時刻の空が表示されます。まずは[F5]キーなどから[日付/時刻]画面を呼び出し、20時など星が見える時刻を設定しましょう。次に「Mitaka」と同様に東の空へ視点を移動すれば、ベガやアルタイルが見付かるはずです。また、[F4]キーなどで[空と表示の設定]画面を呼び出し、[表示方法]タブで[星座絵の表示]チェックボックスをONすると、星座の絵が見えるので探しやすくなります。

 こちらもデフォルトでは天の川がはっきり見えません。[空と表示の設定]画面の[空]タブにある[天の川の明るさ]項目の数値を上げると、きれいな天の川を表示できます。

「Stellarium」で表示した天の川