今からWindows 10をWindows 7へホントに戻せる？

　7月29日で無償アップグレード期間が終了したWindows 10。アップグレードが有料になる前にと、これまで先延ばししていたが駆け込みでアップグレードしたという人も多いのではないだろうか。

　しかし、Windows 10にアップグレードしたもののどうしても操作に慣れない、よく使うアプリが動作しないといった理由でWindows 7へ戻りたいこともあるだろう。Windows 10にはアップグレード後の1カ月以内（現在は10日以内）であれば元のOSへロールバックできる機能が備わっている。そこで、今回はいったんWindows 10にアップグレードしたPCをWindows 7へロールバックする手順を解説する。

まずはスタートメニューから［設定］項目をクリック

「設定」アプリで［更新とセキュリティ］ボタンをクリック

［更新とセキュリティ］－［回復］画面で“Windows 7へ戻す”項目にある［開始する］ボタンを押す

“以前のバージョンへ戻す理由をお聞かせください”と尋ねられるので、適当な答えにチェックして［次へ］ボタンを押す

“更新プログラムをチェックしますか？”と尋ねられるが、ロールバックを続けるのであれば［チェックしない］ボタンを選択する

ロールバックに伴う注意点が表示されるので、内容を確認して［次へ］ボタンを押す

Windows 7でサインインに使用していたパスワードが再び必要となることが警告されるので、パスワードを確認しておこう。ここでも［次へ］ボタンを押すことで次のステップへ進める

最終段階。［Windows 7へ戻す］ボタンを押せばロールバックが開始される

ロールバックの処理が行われる

無事ロールバックが完了し、Windows 7に戻った

　なお、Windows 7にロールバックしても“無償アップグレード権”は保持されるため、再度無償でWindows 10へアップグレードすることも可能だ。