やじうまの杜

手書きした格子が一瞬で表に!Surface発表会で紹介された「Microsoft Whiteboard」が凄い

複数のユーザーがリアルタイムに同時編集できるホワイトボード

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「Microsoft Whiteboard」

 本日、都内で行われたMicrosoftの発表会“Microsoft Japan Surface Event”。新しい“Surface Pro”や“Surface Studio”、“Surface Laptop”といった魅力的なSurfaceシリーズの製品が紹介される中、新しいアプリ「Microsoft Whiteboard」も紹介されていました。

 「Microsoft Whiteboard」は、複数のユーザーがリアルタイムに同時編集できるホワイトボードアプリ。この「Microsoft Whiteboard」、ただ複数人で編集するだけではなく、書き込んだ図形を自動で清書する機能を備えています。

 発表会では、ラフに書いた三角形があっという間に清書される様子がデモンストレーションされていました。これくらいであれば現行の「OneNote」でもできるのですが、「Microsoft Whiteboard」では、清書された図形の角の角度を表示したり、頂点を移動して変形させることもできます。また、角に直角記号を手書きするとその角を直角にすることが可能です。

清書された図形の角に直角記号を手書きするとその角が直角に

 さらに、四角形を描いてその中を格子状に区切ると一瞬で表になってしまいます。これは凄い。もちろん表のマス目には文字を書き込めますし、マーカーでざっとマスを塗れば背景色を設定することも可能です。

四角形を描いてその中を格子状に区切ると一瞬で表に

 複数ユーザーがリアルタイムで同時編集する際には、編集している箇所にユーザーのアイコンが表示されるため、だれがどこを編集しているのか直観的に把握できます。

 「Microsoft Whiteboard」は、2017年夏にプレビュー版がWindows Storeで公開され、秋にはすべてのSurfaceデバイスで利用できるようになる予定とのこと。Surfaceデバイス以外でも利用できるようになるそうです。期待して待ちましょう。