やじうまの杜

「Internet Explorer 11」が9月の月例アップデートでちょっと便利に?

Windows 10で導入を進めていた機能が好評だったことを踏まえ旧OSにも取り入れられる

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「Internet Explorer」v11.0.46

 Microsoftの月例アップデート(米国時間で毎月第1火曜日公開)ではさまざまな不具合やセキュリティ問題が修正さていますが、ときどき軽微な機能改善が導入されることもあります。今月の月例アップデートでは、Windows 7/8.1の「Internet Explorer 11」がちょっとだけ便利になっていました。

 9月のアップデートを適用した「Internet Explorer」v11.0.46では、初期状態でタブバーがアドレスバーの下に表示され、検索ボックスが利用できるようになりました。閲覧画面の高さは若干減ってしまいますが、タブをより多く表示できる点や、独立した検索ボックスが利用できるようになる点をよろこぶユーザーは少なくないでしょう。

タブバーをアドレスバーの右に表示した「Internet Explorer 11」
タブバーをアドレスバーの下に表示した「Internet Explorer 11」

 このアップデートは“次期の大型アップデート向けに Windows 10 環境で導入が進められておりご好評を頂いておりました事を踏まえアップデートされました”(同社ブログよりg)”とのこと。この変更は、“Enterprise”エディションやドメインに参加している環境を除くWindows 7/8.1環境で有効になるようです。

 もちろん、この機能は無効化することも可能です。「Internet Explorer 11」のフレーム部分(タイトルバーが一番クリックしやすいかもしれません)の右クリックメニューにある[別の行にタブを表示]オプションで切り替えることができます。

[別の行にタブを表示]オプション