Windows 10資格認定試験 徹底攻略!
《第10問:解答》Azure RemoteAppコレクションの種類は?
2016年12月19日 06:00
先週の出題「第10問 Azure RemoteAppコレクションの種類は?」の解答と解説をお伝えする。
分からなかった人・間違えた人は、ぜひ実際にWindows 10を操作して確認していただきたい。
《第10問》
Azure RemoteAppで公開するアプリへのアクセス時にMicrosoftアカウントを使用して認証できるように構成したいと考えています。Microsoftアカウントが使用可能なコレクションの種類として適切なものはどれですか。
A. ハイブリッドコレクション
B. セッションコレクション
C. ユーザーコレクション
D. クラウドコレクション
(正解:D)
※『徹底攻略MCP問題集 Windows 10[70-697:Configuring Windows Devices]対応』第8章<アプリの管理>の問24より
Azure RemoteAppで公開するアプリへのアクセス時にMicrosoftアカウントを使用して認証できるようにするには、クラウドコレクションを使用して構成します(D)。
Azure RemoteAppのコレクションには、次の2種類があります。
●クラウドコレクション
プログラムのデータはクラウドに格納されます。ユーザーは、MicrosoftアカウントやAzure ADと同期また連携した資格情報を使用してアプリにアクセスできます(D)。アプリがインターネット、OneDrive、Azure上のリソースへのアクセスのみを必要とする場合は、クラウドコレクションが適しています。ハイブリッドコレクションに比べて、作成も簡単です。
●ハイブリッドコレクション
ユーザーはローカルネットワークに格納されたデータとリソースにアクセスすることもできます。ユーザーは、Azure ADと同期または連携した資格情報を使用してアプリにアクセスできます。ハイブリッドコレクションの選択は、組織のプライベートネットワーク上のリソースへの接続が必要な場合に有効です。たとえば、アプリからイントラネット上のファイルサーバーやファイアウォールの内側にあるデータベースなどにアクセスしたい場合などです。
ハイブリッドコレクションでは、Microsoftアカウントは使用できません(A)。
セッションコレクションは、RDS RemoteAppで構成するコレクションです(B)。ユーザーコレクションというコレクションは存在しません(C)。
Azure RemoteAppの2種類のコレクションの違いを覚えておきましょう。
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「第10問 Azure RemoteAppコレクションの種類は?」の解説を読み終えた方は、ぜひ「第11問 Windows 10のファイル履歴機能の保護対象は?」にも挑戦してください。
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