窓の社(やしろ)

ノケモンGO“42.195kmたまご”新登場で騒動、救急搬送者も続出(エイプリルフール)

「ノケモンGO」

 大ヒットゲーム「ノケモンGO」に、4月1日付のアップデートで新たに追加されたアイテム“42.195kmたまご”を巡り、プレイヤーの間で波紋が広がっている。

 指定の距離を歩くとノケモンが産まれるアイテム“たまご”は、2km/5km/10kmの3種類があり、距離が長いほどレアなノケモンが孵る仕組み。今回のアップデートで新たに追加された“42.195kmたまご”は、従来の4倍以上もの距離を必要とする代わりに、これまでゲーム内で未登場だった“でんせつのノケモン”がゲットできるとしてノケモンマスターを歓喜の渦に巻き込んだ。

 しかし“でんせつのノケモン”を確実に孵化させるには、孵化装置にセットしてから2時間10分以内という世界記録並のペースで42.195kmを完走しなくてはいけないことが海外ユーザーの調査で判明。運動不足にもかかわらず走破に挑戦して途中でリタイア、体調不良を訴えて緊急搬送されるプレイヤーが相次いでいる。

 また、車移動で距離を稼ぐなどの不正が発覚したプレイヤーには、『CPがもっとも高いノケモンがいつの間にかメタモソに化ける』『ジムバトルに勝った瞬間に動画広告がインサートされ、終わる頃にはジムが占拠されている』『手持ちの“モソスターボール”が全部“ナナナの実”になる』『“しあわせタマゴン”を使っていると唐突に“いま、何匹目?”とクイズタイムショックばりに質問が表示され、間違えたらそこで終了』などといちいち手の込んだ嫌がらせが行われ、マジギレするプレイヤーが世界中で続出中だ。

 このほか今回のアップデートでは、一部で“キモい”と声が上がっていた、『実際にはオッサンなのに利用しているアバターが女性、かつ素足』のプレイヤーにペナルティを課すことを併せて決定。オッサンであることが発覚すると『四十肩で“モソスターボール”が投げられなくなる』『自分自身に“げんきの破片”を定期投与しないと疲労によりサーチ範囲が半径1mに狭まる』『相棒にしようとしたノケモンが露骨に嫌そうな顔をする』『“おこう”がガチで臭う』など、プレイヤー特性を必要以上に再現した精神的ペナルティが追加される模様だ。

(△□真弘)