みなさん、こんにちは。まだ気温が30度を越える日もあるけど、暦の上ではもう秋。終わってしまった夏を名残惜しんでいる人もいるのではないでしょうか？　そんなときは、夏の風物詩のひとつであるホタルを部屋に飾ってみませんか。

ホタルの紙模型「赤川ホタル」

　今回ご紹介するのは、島根県東部の雲南地域・大東町に生息するゲンジボタル“赤川ホタル”の紙模型。Webサイト“雲南未来博物館”のトップページから、［郷土・歴史・文化ゾーン］－［ペーパークラフト～雲南の伝承シリーズ～］とたどっていくと、紙模型の元になるPDFファイルをダウンロードできます。

背中のカーブ線をきちんと折るのが、きれいに仕上げるポイント

　今回の模型は、足や触覚が細いし小さな切り込みがいくつもあるので、お父さん・お母さんの腕のみせどころかもしれないね。ホタルの背中のカーブ線をきちんと折ることが、きれいに仕上げるポイント。糊づけに木工用ボンドや爪楊枝を使ったら、指先だけで作業するよりスムーズでした。それに、今回も厚口の紙に印刷して、しっかり組み立てたほうが仕上がりがきれいヨ。

田園風景のイラストを背景に飾ってホタルを眺めよう

　草むらにホタルの光が舞う背景イラストもセットで公開されているので、完成後は田園風景を背に、葉にとまった赤川ホタルを眺める……という風流なコーナーを造ることができるね。ホタルについて調べたり、この赤川ホタルを前に、おじいちゃんやおばあちゃんから昔の暮らしについての話を聞かせてもらうのも楽しそう。

【著作権者】雲南広域連合
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】526KB

□雲南未来博物館
http://www.ufm.jp/
□ペーパークラフト／雲南の伝承シリーズ（ダウンロードページ）
http://www.ufm.jp/culture/wg_contents/paper_craft2/papercraft/hotaru.html

（小松 佳那）