【第82回】
斜めに傾いた四角柱に1年分の日付が書かれた「立体カレンダー」
3カ月ごとに向きを変えて使う不思議なカレンダーで、机の雰囲気を変えよう
(06/05/31)
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斜めに傾いたユニークな立体カレンダー。3カ月ごとに向きを変えて使います |
新年度が始まって2カ月が過ぎようとしています。4月に入ってきた新入社員の机を見ると、デスクマットも文房具もなにもかもが真新しくてうらやましい。ひるがえって自分の机を見ると、1月始まりのカレンダーがよれよれになっています。『何か目新しいカレンダーに替えて、気分もリフレッシュしようかな?』ということで、今回は「立体カレンダー」をご紹介します。
四角く細長い柱の側面に、カレンダーが3カ月分ずつ書かれているのですが、何といってもユニークなのはその形状! 1~3月の面と7~9月の面が平行四辺形なので、柱は直立せず斜めに傾くのです。もちろん、そのままでは立ちませんのでおもりを中に入れるのですが、インテリアとしても面白いですね。長さは23センチ弱でベースカラーは白。またカレンダーの文字色は、平日がグレイ、土曜日が青、日曜日がエンジ。色遣いはシンプルなので、どんな机にもなじみやすいでしょう。
本作品を手に入れるには、Webサイト“horirium”のトップページで[warehouse]ボタンをクリックしてください。次ページに完成画像が掲示されているので、画像右側にある[INCLINE CALENDER 2006 展開図]リンクをクリックすれば、PDF形式の型紙をダウンロードできます。
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パーツは1点のみ。切り出して折り、糊づけすれば完成です |
今回は、A4サイズのケント紙を1枚用意しました。プリントしたら灰色の線をカットします。直線のみですから、子どもでもむずかしくないでしょう。折り線である青い線をあらかじめ尖ったものでなぞっておけば、ビシッときれいに折れますよ。四角柱の片方の口を接着したら、おもりとしてコインや紙粘土などを入れてカレンダーを立ててみましょう。おもりを入れすぎても足りなくてもちゃんと立たないので、バランスを確認してからもう一方の口を閉じることをおすすめします。
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おもりを入れて立ててみて、バランスを確認してから口を閉じてくださいね |
完成したカレンダー、さっそく職場の机に置くことにしました。みんな、美術館に飾られているオブジェのようなカレンダーに、興味津々でした。自宅で、子どもが作りたがったので材料一式を渡したところ、おもりのバランスを取るのに四苦八苦していましたが、完成後は理科実験でもしたかのような楽しそうな顔をしていました。2006年ももう5カ月過ぎてしまいましたが、カレンダーを替えることで気持ちを引き締め、後半も元気に過ごしたいものですね。
【著作権者】Spiel Works
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】36.5KB
□horirium
http://horirium.fc2web.com/
□warehouse(「立体カレンダー」のダウンロードページ)
http://horirium.fc2web.com/warehouse.html
(小松 佳那)
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