みなさん、こんにちは。秋の行楽シーズンですね。デジカメを持って紅葉狩りへ行き、パシャパシャ記念写真を撮影、なんて機会も多いと思います。みなさんは撮った写真、どうしてますか。HTMLアルバムを作り、CD-Rに焼いて保存？　それもいいけど、私はお気に入りの1枚をプリントアウトして、すぐ目に入る場所へ飾りたいな。

1枚の紙を折って作る「フォトフレーム」です

　今回ご紹介するのは、1枚の紙を折って作る「フォトフレーム」です。フレーム四隅のポケットに、写真の端を差し込んで飾ります。紙を1カ所も切らない、折るだけの“折り紙”なのに、フレーム上部の真ん中にハートマーク型の飾りができちゃうのがこの作品のポイントです。Webサイト“折り紙作家のファンタジア”のトップページから、［折り紙ギャラリー］－［その他］とリンクをたどると、本作品のページへ移動できます。あとは、折り方が書かれたPDFファイルをダウンロードし、図解に従って紙を折っていきましょう。

ハートマークを作るのが1番の難所。細かな作業が必要です

　本作品のページには、完成写真のほか、折り線が描かれたJPEG画像も掲載されています。この作品は、ハートマークの部分を作るのがちょっと難しいので、最初はこのJPEG画像を用紙いっぱいの大きさに印刷して、折る練習に使うといいかも。慣れて自信がついたら、本番用の紙でフォトフレームを作ってみましょう。

こんな風に折れればOK。あと一息！

　Webページの解説によると、26.5センチ四方の紙でフォトフレームを作ると、ちょうどL版写真が収まるとのこと。でも、26.5センチ四方の紙がなくても大丈夫。手近にある紙でフォトフレームを作ったあと、フレーム内側の縦横の大きさを測り、そのフレームに収まるようにデジカメ写真を印刷すればOK！　失敗しても、すぐにその場で印刷をやり直せるのが自宅プリントの強みですね。

完成すると、こんな可愛い形になります

　今回は、画材店で色鮮やかな千代紙を購入し、フォトフレームを作ることにしました。練習の甲斐あってか、ハートマークの部分も無事クリア！　私はさっそく、子どもの写真を飾りました。今度、結婚披露宴に参加する機会があったら、新郎新婦の姿をデジカメで撮り、ハートマークつきのこのフレームに収めてプレゼントしちゃおうかな。子どもの写真を入れて、おじいちゃんおばあちゃんへ贈るのも喜ばれそうですね。

【著作権者】宮島 登　氏
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】231KB

□折紙作家のファンタジア
http://www.h5.dion.ne.jp/~origami/
□フォトフレーム
http://www.h5.dion.ne.jp/~origami/photo_frame.html

（小松 佳那）