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【第12回】
地球観測衛星からのデータをもとにした「サッカーボール型地球儀」
五角形と六角形のパーツでできた地球儀のペーパークラフト
(04/12/01)
誕生日にほしいものを聞いたら、子どもから『地球儀!』という答えが返ってきました。インターネットで探してみると、大きさも値段も様々なものが見つかります。どれにしようかと迷っているうちに、今度は『リカちゃんの家がほしい!』と言い出して、ますます困りました。ふと『地球儀のペーパークラフトがあるかも……』と考え、探してみたら、やっぱりありました!
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五角形と六角形を組み合わせたサッカーボール型の地球儀です |
ということで、今回ご紹介するのは「サッカーボール型地球儀ペーパークラフト」です。宇宙航空研究開発機構の子ども向けページ“JAXAキッズ”で[遊びたい 作りたい]タブを選び、[NASDAクラフト(ペーパークラフト)]のリンクをたどると、本作品をダウンロードできます。
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カッターなどで折り線を薄くつけておくと、きれいに折れますよ |
この地球儀は“サッカーボール型”の名のとおり、五角形と六角形のパーツの組み合わせでできています。切り口はどこも直線状なので、切り出し作業は難しくありません。貼りつけには、幅5ミリほどの細い両面テープを使いました。ピンセットがあると、細かな貼り合わせもラクにできますよ。南極側の糊しろを最後に貼り付けるのが、スムーズに組み立てるポイントです。なお、紙はケント紙を使いました。完成したサッカーボール型地球儀は、手作り地球儀としてはかなり真ん丸に近いものだと思います。地球儀をほしがっていた子どもも、『すごい!』と目を丸くしていました。
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南極側を最後に貼り合わせるのが、スムーズな組み立てのコツ |
本作品は、地球観測衛星“Aqua”に搭載されたマイクロ波センサー“AMSR-E”からのデータに色をつけ、地表の画像に使っています。たとえば、陸地は暗い緑色、海面は青色で、厚い氷で覆われた南極は真っ白に描かれています。また、西大西洋上にある台風も、水色の渦巻きで見て取れます。“水の惑星”と呼ばれる地球の様子を、この「サッカーボール型地球儀ペーパークラフト」で確認してみませんか。
【著作権者】宇宙航空研究開発機構
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】1.22MB
□JAXAキッズ
http://kids.jaxa.jp/
□NASDAクラフト(「サッカーボール型地球儀ペーパークラフト」のダウンロードページ)
http://spaceinfo.jaxa.jp/gallery/paper_craft/index_j.html
(小松 佳那)
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