【第28回】
真紅のバラの花を模した立体的な「バラのコサージュ」
花びらを1枚ずつきちんと細工すると、ペパクラで見事な花が完成しちゃう!
(05/04/06)
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完成したバラのコサージュ。けっこう立体感があります |
4月を迎え、ついに新年度が始まりました。新入生、新入社員は全国で何万人いるのでしょう? 入学式のテレビニュースを眺めていると、ときどき新入生の胸元に花飾りの“コサージュ”があしらわれている光景を目にします。コサージュっていうと、本物の生花、シルクやコットン製の造花、あるいはリボンが多いと思いますが、実はペーパークラフトでも作れちゃうんですよ。
今回ご紹介するのは、真紅の花びらが立体的に重なっている「バラのコサージュ」です。リボンは、ピンクと水色の2色が用意されているので、好きなほうをチョイスしましょう。試作の結果、ケント紙、普通紙、和紙……いずれを選んでもきれいに作れるようです。たとえば、両面印刷用で密度の高い真っ白な紙を使ったら、赤を鮮明にプリントできました。また和紙を使ったら、和紙特有のしなやかさで花びらのやわらかさを表現できるようでした。
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パーツは全部で7点。リボンは好きなほうの色を使いましょう |
本作品を入手するには、サンワサプライ(株)が運営する“ペーパーミュージアム”から[卒業・入学特集]-[コサージュ]とたどり、[Get!]マークをクリックします。作り方は、同ページ掲載の「ネームカード立て(バラ)」を参考にしましょう。
今回は、A4サイズの紙を1枚用意します。実線に沿ってカットしたパーツは、花びら5枚、リボン2枚の計7枚。花びらには点線でU字型のカーブが描かれていますので、このカーブを先の尖ったものでなぞり、山折りにします。花びらの折り目をしっかりつけると立体感が際立ちますし、接着もよりラクになります。1枚ずつていねいに貼って、糊が乾くまで指で押さえておくほうがキレイに仕上がるでしょう。最後にリボンパーツと接着して、裏側に安全ピンをつければコサージュの完成です。
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後ろに安全ピンを通すための輪っかがあります |
誕生日会などの祝い事の席にバラのコサージュを用意し、誕生日を迎えた人の胸元に飾ってあげれば、パーティーの雰囲気もぱっと明るくなりますね。アットホームな雰囲気を醸し出すのに格好のアイテムです。また、アクセサリーに興味をもちだしたちっちゃな子どもがいれば、いっしょにコサージュを手作りして服に飾り、初めてのおしゃれを味わわせてあげるのもいいですね。
【著作権者】サンワサプライ(株)
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】161KB
□【 サンワサプライ ペーパーミュージアム 】
http://www.sanwa.co.jp/paper/
□【 サンワサプライ ペーパーミュージアム 素材集「ペーパークラフト partyグッズ 】(ダウンロードページ)
http://www2.sanwasupply.co.jp/paper/materials/craft/craft_party.html#hana
(小松 佳那)
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