台座に載せると、まるで泳いでいるみたいです

　とうとう新学期が始まりましたね。皆さん、どんな思い出ができたでしょうか？　我が家で好評だったのが水族館へ行ったことです。鮮やかな色をした魚がゆったり泳ぐ姿に、子どもの目は釘付け。特に、カクレクマノミには『映画で見た、あのお魚だよね！』と叫んで夢中でした。それは構わないのですけど、『海に潜って見てみたいな』と困ったことまで言い出しました。『水族館や図鑑でガマンしてよ』と言うと、『触れないからダメ』と返すので、それなら一丁ペーパークラフトで作ってみようと思います。

　そんなわけで今回は、ペーパークラフトの「カクレクマノミ」をご紹介します。カクレクマノミは、オレンジと白のコントラストが目に鮮やかな熱帯魚で、フルCGのアニメ映画で世界的に有名になりました。本作品は、完成すると体長10センチほど。姿形は水族館で目にしたものとそっくり！　高さは、台座を含めて10センチ弱。台座の形も、イソギンチャクをモチーフにしているのがお茶目ですね。

パーツは顔と胴体、ヒレ×5、尾×2、台座で計10点あります

　本作品をダウンロードするには、“おうちでアクアスタジアム”のトップページで［ペーパークラフト］－［カクレクマノミ］とリンクをたどってください。すると型紙のPDFファイルがあるので、［ペーパークラフトダウンロード］をクリックすれば入手できます。作り方説明書も用意されていますので、じっくりと読んでくださいね。

細かな糊しろを貼り付けたあとは、乾くまで待つといいでしょう

　今回はA4サイズのマット紙を1枚用意します。実線に沿ってカットし、山折り・谷折り部分を折ったら、糊しろをていねいに接着していきましょう。本物そっくりに設計されているので糊しろが細い箇所もあります。そういった箇所を作るときは、糊づけ後に乾くまでガマンしてから、次の行程へ移った方がきれいに仕上がるでしょう。 　

　家にやって来たおじいちゃんおばあちゃんが、本作品を見て『これ、クマノミだよね』と言い当てました。やっぱり知名度は抜群なんですね。熱帯魚を本当に飼うのは世話が大変なので、本作品を小さな水槽に入れて、カクレクマノミを飼っている気分を味わうことにします。玄関に飾ったら、我が家へ来た人がちょっと驚くかな？

【著作権者】ごとう けい　氏、エプソン販売（株）
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】740KB

□読める　遊べる　楽しめる　おうちでアクアスタジアム
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（小松 佳那）