千葉市動物公園にいる風太そのまま！　今度は本物を見に行っちゃう？

　夏休み、動物園へ行ったときのこと。夜行性のレッサーパンダが、暗い寝室で丸くなっていました。せめて外に出てきてほしいなとずっと見ていましたが、一向に立つ気配はありません。見飽きたウチの子どもが『ねぇ、いつ二本足で立つの？』と尋ねてきました。『うーん、それはママにも分からないよー。後ろ足で立つところ、見たいよね』『うん！』

　今回ご紹介するのは、紙人形の「レッサーパンダ風太」。レッサーパンダの“風太くん”がいる千葉市動物公園監修のもと、ペーパークラフト作家のごとう けい氏が作成しました。リアルなうえに、とても作りやすい作品です。完成すると、背筋を伸ばして後ろ足で立ち上がった高さ20センチ弱の風太くんになります。

パーツ数は、台座を含めて14です

　本作品を手に入れるには、まず朝日新聞社が運営する“asahi.com”トップページの［10th anniversary］ロゴ下側をクリックし、“asahi.com”誕生10周年記念ページを開きます。そして［ペーパークラフト］リンクをたどって［まとめて印刷］ボタンを押せば、手持ちのプリンターで3枚の型紙と1枚の説明書を印刷可能です。なお、本作品は12月11日までの期間限定で公開されています。

つぶらな瞳がかわいらしいですね

　今回は、A4サイズのケント紙を用意しました。本作品は、2本足で立たせるペーパークラフトなので、張りと厚みのある紙がいいでしょう。テカらない紙の方が、よりリアルになると思います。本作品のパーツの糊しろには連番が振られていますので、『この糊しろはどのパーツと接着するのかな？』と困らないのがうれしいですね。カーブしている箇所は、紙を机の角などに当てて手でしごくと自然な丸みがつき、より生き物らしくなりますよ。

　幼稚園のお友達と“風太くんごっこ”なるものを勝手に作り出した子どもは、完成した作品を手にとって『お友達や先生に見せる！』と言い張ってやみません。家の中だけにしようと約束したら、今度は風太くんの顔真似が始まりました。このほか、“asahi.com”の10周年記念ページには、風太くんを含む人気動物の生態が紹介されたページがありますので、この機会に子どもと見て動物ミニ博士になっちゃいませんか？

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（小松 佳那）