【第51回】
草津温泉を巡るレトロなボンネットバス「町内巡回バス」
昔懐かしいボンネット型の巡回バスを作って温泉旅行のイメージを膨らまそう
(05/09/28)
|
鼻先が突き出たボンネットバスのペーパークラフトです |
秋風が吹くようになり、テレビの旅番組を見ていると“温泉”“露天風呂”という単語が耳に残るようになりました。『あ~、温泉で骨休めしたいなぁ。』でも、盆休みも過ぎ、9月に2度あった3連休も終わったばかり。『でもでも、温泉行きたい!』ひとまず入浴剤で“お湯”を濁してみたけれど、景色がいつもの浴室じゃね……。うーん。
今回ご紹介するのは、群馬県・草津温泉を走るボンネットバスのペーパークラフト「町内巡回バス」です。ボンネットバスは、現在主流の箱形バスと違って車両前部からボンネット部が突き出た形のバスで、昭和40年代まで日本各地でその姿を見られました。温泉街を周回するこのバスは、町の福祉事業の一環として運行しており、100円玉ワンコインで乗車できるのが特長です。本作品は完成すると、高さ7センチ、長さ15センチほど。車体は深い緑色とオレンジ色の上品なツートンカラーで、レトロな雰囲気を醸し出しています。
|
車体からテイルランプまで大小さまざまなパーツを組み合わせて作ります |
本作品は、草津温泉を紹介するWebサイト“草津温泉浪漫”のトップページで[紙工房 ペーパークラフト]のリンクをたどれば、ダウンロードページが開きます。あとは、[ダウンロード]ボタンをクリックすればPDF形式の型紙を入手可能です。ダウンロードページには写真つきの作成手順が掲載されていますから、作る前に読み、制作過程でも照らし合わせてくださいね。
|
車体は深緑とオレンジのツートンカラー。上品な雰囲気ですね |
今回はA4サイズのケント紙を3枚用意しました。本作品はバスですから車輪があるのですが、紙が厚すぎると車輪にカーブをうまくつけられなくなるので注意しましょう。また、サイズが3ミリ程度の細かなパーツもあるので、子どもが作るときは大人が手助けしてあげるとよいかもしれません。
『このバスが草津温泉を巡回してるんだ~』と草津温泉郷を夢想していたら、子どもが走ってきました。『ねぇ、温泉行こうよ。このバス、温泉のバスなんでしょ?』なんて言ってきたので、『……スーパー銭湯は?』と尋ねたら、『だめー、本物がいい!』と返されました。『秋が深まったら温泉へ行くしかないのかなぁ……。』草津温泉への旅を計画中の人も、私のように入浴剤で温泉気分を味わっている人も、温泉街を実際に走り回っている「町内巡回バス」を作り、イメージを膨らませてみませんか?
【著作権者】OGNソフトハウス
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】788KB
□草津温泉浪漫
http://www.click-kusatsu.com/
□草津温泉浪漫(ダウンロードページ)
http://www.click-kusatsu.com/paper/bus/index_main.html
□湯Love草津(草津温泉公式サイト)
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/
□湯Love草津 アクセス・マップ/町内巡回ワンコインバス
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/access/bus01.html
(小松 佳那)
|