【第60回】
アームを動かせるミニ油圧ショベルのペーパークラフト「305CR」
アームを伸ばして縮めて、運転台を回転させて……“働く車”で遊ぼう!
(05/12/07)
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油圧ショベルの完成形。“上部旋回体”と“下部走行体”は接着されておらず、ぐるぐる回せます |
ご近所にマンションが建つようで、建設機械が忙しく働いているのをよく見かけます。子どもやお友達は、『あ、ブルドーザー!』『ショベルカーだ!』と毎日のように騒いでます。そしてやっぱり『ママ、あれ運転してみたいな』と言い出しました。運転してみたい気持ちは分かるんだけど、操作には免許や資格が必要なんだよねぇ……。その気持ち、なんとか満足させてあげられないかな?
ということで今回ご紹介するのは、新キャタピラー三菱(株)製ミニ油圧ショベル「305CR」のペーパークラフト。掘削中の工事現場で目にする“働く車”です。完成すると高さ12×横幅7×奥行き10センチ、アームとショベルの長さが20センチほど。黄色と黒のいかついボディの「305CR」は、運転台が回転し、アームの関節も本物のように動かせます。製作には細かな作業が必要ですが、完成したときの喜びはひとしおでした。
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パーツ数はちょっと多めですが、その分完成したときの喜びはひとしお |
本作品を入手するには、新キャタピラー三菱のホームページトップから[Webマガジン]-[建機で遊ぼう]-[ペーパークラフト]とたどってください。そして[305CR ミニ油圧ショベル]のリンクをクリックすれば、PDF形式の説明書と型紙を入手できます。今回は、A4サイズのケント紙を4枚、普通紙を1枚用意しました。本体部分は丈夫な厚紙へ、シリンダーなどの細かなパーツは、曲げやすいように普通紙へ印刷する仕組みです。
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アームも可動するのが特長です! |
青い線は山折り、ピンクの線は谷折り、レモンイエローや灰色の部分が糊しろと、作りやすく色分けされています。普通紙で作るパーツは、指定の長さにカットした爪楊枝に巻きつけて細い軸にします。また、ショベルの重さに引っ張られて転倒しないよう、車両本体に土や砂をおもりとして埋め込みます。
作ってる途中で、子どもが『あ、工事現場の車だ』と気づきました。おもちゃ屋さんで売っているミニカーのようにリアルですから、組み上がる前でも分かるんですね。完成後は、アームや台座を動かして、さっそく工事現場ごっこ開始。お友達にも『すごい』と好評でした。これから年度末にかけて道路工事なども増えますから、本作品のモデルになった建機を目にする機会があるかもしれませんね。
【著作権者】新キャタピラー三菱(株)
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】843KB
□新キャタピラー三菱株式会社
http://www.scm.co.jp/
□Webマガジン/ペーパークラフト(ダウンロードページ)
http://www.scm.co.jp/magazine/play/craft/
(小松 佳那)
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