【第61回】
“ゲゲゲの鬼太郎”でお馴染みの木の上の家を再現!「鬼太郎の家」
鬼太郎と目玉おやじのほか、妖怪ポストもついてくる
(05/12/14)
|
これが鬼太郎の家の全景です |
私は子どものころ、お化けや妖怪を本気で怖がってました。遊園地にあるお化け屋敷も苦手で、入っても速攻でUターンしてしまったり……。ですから、アニメ“ゲゲゲの鬼太郎”に出てくる悪い妖怪たちなんか、もう怖くて怖くてたまりませんでした。それなのにうちの子どもは、“ゲゲゲの鬼太郎”を見ても『鬼太郎~、悪いヤツをやっつけて!』といたって平気。どうやら妖怪はちっとも怖くなく、鬼太郎のことが大好きみたいです。
今回ご紹介するのは、鬼太郎と目玉おやじが住む木の上の家を再現したペーパークラフト「鬼太郎の家」です。本作品は、来年1月9日(月・祝)まで川崎市市民ミュージアムにて開催される“大(Oh!)水木しげる展”を記念して公開されました。完成すると、高さ約15センチほど。本作品の設計は、本連載第48回の「カクレクマノミ」や第50回の「レッサーパンダ風太」などを手がけた、ごとう けい氏。細かな作業がとても少なく、誰にでも作りやすい作品です。なお、配布は来年1月10日までの期間限定なので、ほしい人はお早めに!
|
パーツは、台座、屋根、壁、木の幹、ポスト、ハシゴ、草むらの計11点 |
本作品を入手するには、朝日新聞社が運営する“asahi.com”トップページから[年末年始特集]-[紙工作]-[鬼太郎の家を作る]とリンクをたどります。そしてページ中程にある目玉おやじのアイコンをクリックすれば、手持ちのプリンターで型紙と説明書の印刷を始められます。今回は、型紙用にA4サイズのケント紙を2枚、説明書用に同サイズの普通紙を1枚用意しました。
|
家をのぞき込めば、ちょこんと座った鬼太郎と目玉おやじの姿を見られます |
本作品は皿形の台、筒状の木の幹、樽型の家、かぶり笠のような形状の屋根を組み合わせればほぼ完成! あとは、1枚紙でできた鬼太郎と目玉おやじの2ショット、妖怪ポスト、はしごなどを貼りつけるだけです。鬼太郎と目玉おやじは2セットあるので、家の中と外の地面にそれぞれ置きましょう。なお、家の窓と出入り口部分は、あらかじめカッターでくり抜いておく必要があるので、小さなお子さんといっしょに作るときは、この部分を大人が担当した方がいいかもしれません。
作っていると、子どもが突然『ゲ・ゲ・ゲロゲロゲ』と歌い始めました。『歌詞が違うよ』と教えてあげたら、ニヤッと笑ってまた『ゲロゲロゲ』です。どうやら、お友達との間でわざと間違えて歌うのが流行っている様子。それだけ、鬼太郎は今の子どもにも馴染みあるキャラクターなのでしょうね。完成後にどこへ飾ろうか相談したところ、『夜中に悪い妖怪が来たら、玄関で鬼太郎にやっつけてもらおう』と決まり、我が家の番人になってもらいました。まもなく訪れる冬休み、お子さんといっしょに『ゲロゲロゲ』と歌いながら工作をしてみませんか?
【著作権者】朝日新聞社
【ファイル形式】Flash形式
【ファイルサイズ】-
□asahi.com:朝日新聞の速報ニュースサイト
http://www.asahi.com/
□asahi.com:大水木しげる展
http://www.asahi.com/event/mizuki/
□asahi.com: 朝日新聞 ペーパークラフト 鬼太郎の家(ダウンロードページ)
http://www.asahi.com/craft/kitaro.html
(小松 佳那)
©水木プロ
|