【第64回】
壁に留めて使う円盤形のカレンダー「万年くるくるカレンダー」
月日や曜日が書かれた円盤を毎朝回転させて日付をセット
(06/01/18)
|
暖色がきれいな「万年くるくるカレンダー」の完成です |
新年になって、新しいカレンダーや日めくりを使い始めた方も多いと思いますが、みなさんどんな絵柄のものを選びましたか? 我が家では以前、得意先からもらった日めくりを使っていて、子どもが毎日1枚ずつめくっていたのですが、今年は残念ながら手に入れられなかったので、美しい風景のカレンダーを掛けてます。だけど子どもにとっては、毎朝新しい日付を確認するのが楽しみだったようで、なんだか不満げ。そこで今回は、円盤を回転させて月日と曜日を示す万年カレンダー「万年くるくるカレンダー」を用意することにしました。
本作品は3とおりの大きさの4枚の円盤で構成されており、最も大きい外側2枚の円盤は直径18センチほど。1番外側の円盤には月を表す1~12の数字が、2番目の円盤には日を表す1~31の数字が、3番目の円盤には月~日の漢字が、円周に沿って等間隔で書かれてます。内側の円盤3枚に四角い穴を空け、中心を画びょうで留めて4枚の円盤を固定すれば、空いた穴から月日や曜日が見える仕組みです。
|
パーツは大小4枚の円盤のみ |
Webサイト“ciari's angels”のトップページから[図工室]-[ペーパークラフト]-[~万年くるくるカレンダーを作ろう~]とたどると、本作品のダウンロードページが開きます。あとは、ページ下側のサムネイル画像をクリックしてPDFファイルを3点入手し、A4サイズの厚紙へカラー印刷しましょう。
今回は用意した材料は、3枚のケント紙と1個の画びょう。パーツは円盤4枚のみなのですが、何せ回転させて使うため、縁が少しでもギザギザだと見栄えが悪くなります。焦らず、ゆっくり丁寧にハサミでカットしていきましょう。四角く切り取る窓はカッターを使いますが、指を切ったり机を傷つけないように注意! ここだけは大人がやってあげた方がいいかもしれません。
|
漢字にはルビが振られてますので、小さな子どもでも読めますね |
4枚の円盤を重ねると、トマトレッドやオレンジ、黄色といった暖色系のグラデーションが美しい万年カレンダーになります。完成後、子どもはさっそくリビングの壁に画びょうで留めていました。『学校の当番表と同じ』と楽しそうに何回転もさせたあと、今日の日付けをセット。明日の朝から、また楽しそうに日付を合わせてくれることでしょう。
【著作権者】ciari 氏
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】13.8~27.7KB
□ciari's angels~チアリーズエンジェル~教室
http://ciari.pupu.jp/
□ペーパークラフト~万年くるくるカレンダーを作ろう~(ダウンロードページ)
http://ciari.pupu.jp/craft35.html
(小松 佳那)
|