【第72回】
千代紙風の模様が日本の美を感じさせる「名刺ケース」
名刺やポイントカード、トレカなどの整理整頓に使おう!
(06/03/15)
|
菓子箱型の名刺ケース。和風の模様が、外国の人に喜んでもらえそうですね |
サラリーマンやOLにとって、3~4月は人事異動の季節。新入社員を迎えることもありますし、取引先担当者の異動もあるでしょう。部署名や電話番号などが更新された新しい名刺をもらう機会も多いですよね。名刺の保管に名刺ファイルを使うのもいいですが、私の場合、よく使う名刺はファイルに戻さず、重ねて引き出しにポンと入れておくほうが使いやすいです。でも、紛失や損傷はちょっと気になります……。そんなわけで、今回は見た目も美しい「名刺ケース」をご紹介しましょう。
完成すると、箱本体と蓋が分離する菓子箱型の名刺ケースになります。蓋のサイズは約9.7×6センチで、名刺ケース本体の深さは1.5センチほど。日本で一般的に使われている、9.1×5.5センチの名刺がちょうど収まるサイズです。蓋の模様は2種類あり、1つの蓋にはうっすらと赤みがかった灰色の地に鳳凰が描かれ、もう1つの蓋はオレンジや赤を基調にした花菱柄となっています。箱本体も、蓋に合わせた色味の模様が描かれていますので、事務用品然とした堅さがありません。
|
パーツは全4点。まるで着物のような艶やかさ! |
本作品を手に入れるには、(株)京都新聞社が運営するペーパークラフト販売サイト“京都ペーパークラフト市場”トップページで、右側の[ダウンロードはこちら]リンクを選びます。すると、ペーパークラフトのサンプルを無料でダウンロードできるページが開きますので、名刺ケースの縮小画像右側にある[Win ダウンロード]リンクをクリックしてください。ダウンロードしたファイルはEXE形式ですが、このファイル開くとPDFファイルが現れます。
|
青い点線が山折り、緑の点線が谷折りです |
本作品は3ページ構成なので、A4サイズのケント紙3枚を用意しました。1枚目に蓋2点を、2枚目と3枚目に箱本体を1点ずつ印刷します。プリントしたら実線に沿ってカットし、点線は山折りと谷折りにします。一折りごとに接着剤でしっかりつけていくと、きれいに仕上がります。
完成した2箱の名刺ケースは、1つは名刺入れに、もう1つは飲食店・洋服屋のポイントカード入れにしました。名刺サイズのカードは広く使われているので、分類・整理に本作品はとっても便利。子どもは、パンについている点数のシールをストックするのに使うみたいです。そのほか、千代紙風の模様がとてもきれいですので、外国から来たお客さんへ、名刺とともに本作品をプレゼントすると喜ばれるのではないでしょうか。
【著作権者】(株)京都新聞社
【ファイル形式】EXE形式(中身はPDF形式)
【ファイルサイズ】4.14MB
□京都ペーパークラフト市場
http://craft.kyoto-np.co.jp/craftichiba/
□京都ペーパークラフト市場|無料ダウンロード
http://craft.kyoto-np.co.jp/craftichiba/download/
(小松 佳那)
|