“日本児童文学の父”小川未明が書いた「お姉ちゃんといわれて」など新着本が11作品

　名作文学を読めるWeb図書館“青空文庫”。本連載では“青空文庫”で新しく公開された作品を週に一度リスト形式で紹介する。

　“青空文庫”で公開されている作品は、圧縮されたテキストファイルをダウンロードできるほか、“いますぐXHTML版で読む”をクリックすればWebブラウザーですぐに読み始めることができる。さらに、「青空 in Browsers」や「えあ草紙・青空図書館」ボタンをクリックするだけで手軽に縦書き表示も可能だ。

　今週新たに読めるようになった作品は、“日本児童文学の父”と呼ばれた小川未明の「お姉ちゃんといわれて」や佐藤春夫の「尊重すべき困つた代物　～――太宰治に就て――～」など11作。電車の待ち時間やちょっとした休憩時間などに、文学の世界へ浸ってみてはいかがだろうか。

小川未明「お姉ちゃんといわれて」を“えあ草紙・青空図書館”で縦書き表示した例

• 「嵐の中で　～――伊井千歳に贈る――～」（大石 喜幸）TXTXHTML

• 「近藤重蔵の富士山」（大町 桂月）TXTXHTML

• 「白河の関」（大町 桂月）TXTXHTML

• 「兄の声」（小川 未明）TXTXHTML

• 「お姉ちゃんといわれて」（小川 未明）TXTXHTML

• 「死の凱旋兵」（国見 善弘）TXTXHTML

• 「尊重すべき困つた代物　～――太宰治に就て――～」（佐藤 春夫）TXTXHTML

• 「無題Ⅰ」（北条 民雄）TXTXHTML

• 「無題Ⅱ」（北条 民雄）TXTXHTML

• 「かいつぶり」（三好 達治）TXTXHTML

• 「扁舟」（三好 達治）TXTXHTML