「Excel」の十徳ナイフ「エクセルのお供：アテンダント」がv5.0にメジャー更新

「エクセルのお供：アテンダント」v5.00

　（有）オズ システムは6日、よく使う「Microsoft Excel」ブックの一括処理をまとめたツール「エクセルのお供：アテンダント」の最新版v5.00を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、表記ゆれを修正するのに便利な“表現の統一”機能が追加された。

　“表現の統一”は全角・半角、大文字・小文字、ひらがな・カタカナといった表記のゆれをそろえる機能。複数のブックやシートをまとめて扱うことが可能で、結合の前にデータの形式をそろえておきたいといった場合に役立つ。変更されたセルの背景に色を付けるオプションも備わっているので、変更後の目視点検もたやすい。

　また、ファイルやフォルダーをドラッグ＆ドロップするためのミニウィンドウを表示する機能が追加された。本ソフトではテキストボックスへファイルやフォルダーをドラッグ＆ドロップするだけでパスの指定が可能だが、わかりづらかったり使いにくいと感じるユーザーがいるかもしれない。

　しかし、各機能の画面に設けられている［小さなドロップ画面を表示］ボタンをクリックすれば、機能の画面をドラッグ＆ドロップを受け付ける専用のミニウィンドウに変化させることが可能。どこにドラッグ＆ドロップすればよいかわかりやすくなるうえ、登録前に指定したパスを選択対象から外したり、すべてをクリアするといった操作も行える。

表記ゆれを修正するのに便利な“表現の統一”機能が追加。画面に設けられている［小さなドロップ画面を表示］ボタンをクリックすれば、機能の画面をドラッグ＆ドロップを受け付ける専用のミニウィンドウに変化させることも

　「エクセルのお供：アテンダント」はブックやシート統合・分割、2つのシートの比較、複数のブックを横断した検索・置換、フォーマットの一括変換、連続印刷など、「Excel」のブックやシートを扱う上で利用頻度の高い処理、30種類以上をひとまとめにしたツール。機能を拡張した有償版「アテンダントPro」もラインナップされている。