トレンドマイクロの一部法人向け製品が「October 2018 Update」と非互換、更新配信を中止

トレンドマイクロのサポートページ

　米Microsoftは11月14日（現地時間）、「Windows 10 October 2018 Update（バージョン1809）」とトレンドマイクロ製の一部セキュリティ製品との間に非互換性問題が発生していることを明らかにした。当該製品がインストールされた環境に対する「October 2018 Update」の配信は、一時的にブロックされている。

　Microsoftによると、この問題の影響を受けるのは「OfficeScan」や「Worry-Free Business Security」といったトレンドマイクロの法人向け製品の一部。対応状況やパッチの提供予定は、トレンドマイクロのトレンドマイクロのサポートページに詳しい。

　そのほかにも、F5 Networks社のVPNサービスをスプリットトンネル構成で利用している場合に、ネットワーク接続が失われる問題もアナウンスされている。影響をうける環境に対する「October 2018 Update」の配信はブロックされているが、設定を変更することで問題を緩和することは可能。具体的な方法は、F5 Networksのサポートページで案内されている。