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「Firefox」v66.0.2が公開 ～“Office 365”や“iCloud”の入力問題に対処
特定条件下で「Firefox」がクラッシュする不具合も修正
2019年3月28日 14:34
Mozillaは3月27日（米国時間）、Webブラウザー「Firefox」のデスクトップ向け最新安定版「Firefox」v66.0.2を公開した。本バージョンは、不具合の修正を中心としたメンテナンスアップデート。脆弱性の修正は今のところアナウンスされていない。
今回のアップデートでは、特定条件下で「Firefox」がクラッシュする不具合が2件修正された。また、“Office 365”、“iCloud”および“IBM WebMail”との間で発生していた非互換問題も解決された。
この問題は最近導入された新しいキーボードイベント管理に起因するようで、問題が報告されたWebサイトだけ旧来の仕組みを利用するように変更された。他のサイトでキー入力が行えない、入力したテキストが消えてしまうといった問題に遭遇した場合は、“about:config”画面で“dom.keyboardevent.keypress.hack.use_legacy_keycode_and_charcode”オプションを検索し、当該ドメインをリストに追加すると改善される可能性がある。
「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 7/8/10に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。すでにインストールされている場合は更新機能を利用してアップデートすることも可能。