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“Intel RST NVMe”を世界最速サポートした「CrystalDiskInfo」v8.1.0が正式公開

「CrystalDiskInfo」「CrystalDiskMark」の開発秘話が読める技術同人誌にも注目

「CrystalDiskInfo」v8.1.0

 HDD/SSDの動作状況や健康状態をチェックできるソフト「CrystalDiskInfo」の最新版v8.1.0が、4月22日に公開された。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。

 「CrystalDiskInfo」v8.1.0における目玉は、“Intel RST(ラピッド・ストレージ・テクノロジー) NVMe”に対応したこと。同製品に対応したオープンソース実装としては、おそらく世界初だという。このアップデートにより、「CrystalDiskInfo」における長年の懸案であった、Dell製のNVMe SSD搭載PCでストレージが見えない問題が解決された。

 また、現時点ではまだ製品が流通していないものの、Realtek製のUSB/PCIeブリッジチップ“RTL9210”への対応も行われているという。

 「CrystalDiskInfo」は64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびServer 2003/2008/2012/2016に対応するフリーソフト。通常版のほかにも、公式応援キャラクター“水晶雫”のテーマを同梱した“Shizuku Edition”やIT勉強会コミュニティ“プログラミング生放送勉強会(プロ生)”のキャラクター“プロ生ちゃん(暮井慧)”のテーマを同梱した“Kurei Kei Edition”が用意されている。

 なお、作者のひよひよ氏は「CrystalDiskInfo」や「CrystalDiskMark」の開発経緯と秘話をまとめた技術同人誌を発売中だ。収益は検証機の購入費用に充てられるとのことなので、開発に貢献したいユーザーはぜひ購入を検討してほしい。

ソフトウェア情報

「CrystalDiskInfo」
【著作権者】
ひよひよ 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10およびServer 2003/2008/2012/2016
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8.1.0(19/04/22)