NEWS（10/08/25　16:59）

　バイドゥ（株）は25日、Webで収集したデータをもとにした変換辞書を搭載する日本語入力システム「Baidu Type」の最新版v1.0.3.38を公開した。最新版の主な変更点は、手書き入力機能をサポートしたこと。

　手書き入力機能を利用するには、本ソフトのツールバー右端にある歯車ボタンを押す。するとメニューが現れるので［手書き入力パッド］項目を選択し、“手書き入力パッド”を表示する。“手書き入力パッド”では、マウスを使って文字を書くことで文字検索が可能で、読み方のわからない漢字を入力したいといった場合に便利だ。

　そのほか、本バージョンからほかの日本語入力システムのように、変換ツールバーをWindowsのタスクバーへ収納できるようになった。本ソフトの特長でもあるオシャレなスキンが見えなくなるのは残念だが、解像度が低いモニターを利用しているユーザーや、ツールバーの表示を煩わしく思うユーザーにとってはうれしい機能だろう。

　本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。