NEWS（10/03/01　16:32）

　TOEICを運営する（財）国際ビジネスコミュニケーション協会は1日、毎日英語の問題が配信される「TOEICカレンダー」を公開した。Windows XP/Vistaなどに対応するフリーソフトで、利用は個人に限られる。同協会のWebサイトからダウンロードでき、動作にはAdobe AIR 1.1が必要。

　起動すると7曜4週形式の月間カレンダーが表示され、TOEICテストの申込締切日や試験日を確認することができる。また、数カ月先までの申込締切日と試験日を一覧表示する機能もあり、任意の試験をカウントダウンの対象に設定すれば、カレンダーの上部に残りの日数が表示されるようになる。

　そして、本ソフト最大のウリであり、TOEIC受験者にうれしい機能が、毎日配信される英語の問題だ。問題は“Listening & Writing”“Listening”“Reading”の3種類が各1問ずつ提供され、筆記または三択で解答する。たとえば本日付の問題は、“Listening & Writing”が英単語の説明文を聞いてその単語を当てるというもので、“Reading”が英文の穴埋め問題となっている。

　なお同協会によると、本ソフトに配信される問題はTOEICテストに直接関係していないとのことだが、本日の問題を見た限りではTOEICらしさが少し垣間見えた。語学力はある日突然成長することはないので、本ソフトの良質な問題に毎日触れて、少しずつ英語力を伸ばしていくとよいだろう。