NEWS（11/03/09　16:09）

　バイドゥ（株）は8日、同社製の日本語入力システムの最新正式版「Baidu IME」v2.0.0.1を公開した。最新版の主な変更点は、画像編集機能を備えた画面キャプチャー機能が追加されたこと。また、本バージョンより従来の「Baidu Type」からソフト名が変更されている。

　画面キャプチャー機能は、言語バーにあるディスプレイの形をしたアイコンから利用可能。アイコンをクリックするとデスクトップ全体が薄暗くなり、マウスをドラッグすることでキャプチャー範囲を矩形選択できる。

　キャプチャーする範囲を指定したあとは、画面をダブルクリックすれば画像をクリップボードへコピーできる。また、キャプチャー範囲を指定した際に表示されるツールバーから、JPEG/PNG/BMP形式の画像として保存することも可能。さらに、キャプチャーした画像へ四角形や楕円、矢印といった図形やテキストを描き込んだり、ブラシで線を引くといった編集も行える。パソコンの使い方を説明する画像を作成したい場合などに便利だ。

　また、本バージョンより64bit版のWindows Vista/7に対応した。そのほか、入力方式やスキンの設定、辞書の追加といった初期設定をウィザード形式で一括して行える“ユーザー設定ガイド”機能が追加されている。

　本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。