NEWS（12/07/31　13:16）

　（株）ペガシスは30日、MPEG形式の動画ファイルのカット編集に特化した動画編集ソフト「TMPGEnc MPEG Editor 3」の後継として、「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」を8月3日に発売することを発表した。販売形式はダウンロード販売のみとなっており、標準価格は6,980円（税込み）。

　発売に先駆け、本ソフトの体験版が公開されている。体験版は初回起動時から14日間試用可能だが、プロジェクトファイルの読み込みや保存が行えないほか、出力した映像にロゴが入るなどの制限が設けられている。

　「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」では、『エンコードしないという考え方』を取り入れたという。従来の「TMPGEnc MPEG Editor」シリーズでは、編集したデータをDVDやBlu-rayといった再生メディアや、各種オーサリングツールへ引き渡すことを前提として開発されていた。

　しかし現在では、ストレージの大容量化や、クラウドサービスの活用により、撮影したデータをそのまま保存しておくことが可能となっている。そのため本製品では、撮影したデータを可能な限り無劣化で編集し、そのままローカルへ保存するための専用ソフトを目指したとのこと。

　「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」の体験版は、Windows XP/Vista/7および64bit版の7に対応し、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。