REVIEW（09/08/11）

　「COLK-CUBE」は、次々と現れるブロックを動かして、同じ色のブロックを3つ以上つなげて消していく3Dアクションパズルゲーム。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

　フィールドは7×7のマス目で区切られており、時間経過とともに立方体のブロックが次々と現れる。プレイヤーは自機を操作して、ブロックを押したり弾き飛ばしたりしながら同じ色のブロックを3つ以上隣接させて消していく。

　ブロックは、すでに存在するブロックの上に出現することもあり、最大2段まで積み重なる。積み重なったブロックが同じ色の場合、もう1つ同じ色のブロックをつなげれば、水平方向にブロックを隣接させた場合と同様にブロックを消すことが可能。また、隣接したブロックをまとめて並んでいる方向へ移動させることはできないが、積み上がったブロックはまとめて押すことができる。

　自機はフィールド上を自由に移動し、ブロックを押して1マスずつ移動させたり、ブロックを弾き飛ばしてほかのブロックやフィールドの端にぶつかるまで移動させるといった動作が可能。また、自機はジャンプしてブロックの上に飛び乗ることもできる。

　さらに、積み上がったブロックの1段目のブロックを弾き飛ばすと、だるま落としのように1段目のブロックだけが飛ばされ、2段目のブロックはその場に落下するほか、ジャンプ中にブロックを弾くことで、2段目のブロックのみを弾き飛ばせるなど、アクションゲームの要素も強い。

　もちろん、パズルゲームとしての要素も盛り込まれており、たとえば3つつなげたブロックはすぐに消えるのではなく、一定時間経過してから消える仕組みとなっている。これを利用して完全にブロックが消えるまでに同じ色のブロックをつなげれば、連続してブロックを消すことができ、より多くのスコアを得ることが可能。

　画面右上に表示される“REST”は、その数だけブロックを消すと残り時間が延長されるほか、ゲームのレベルが上がる仕組み。レベルが一定の値になると出現するブロックの色の種類が増え、難易度が格段に上がっていく。

　制限時間はかなりシビアになっており、効率よくプレイしないとすぐにタイムオーバーとなってしまう。ブロックの消し方だけでなく、ブロックをジャンプで乗り越えて最短距離を移動するなど、状況に応じたアクションを使い分けるのがハイスコア獲得のポイントだ。