ワイヤレス接続した“FlashAir”から簡単に写真をPCへ転送できるGUIソフト「Snowy」

「Snowy」v0.9.4

　「Snowy」は、東芝製のWi-Fi内蔵SDカード“FlashAir”から写真をダウンロードできるWindows デスクトップアプリ。Windows 7/8以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。“GitHub”のプロジェクトページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4.5が必要。

　本ソフトを利用すると、ワイヤレス接続した“FlashAir”から手軽に写真をダウンロードすることが可能。同種のソフトとして以前に「WiFiSD8」（Windows ストアアプリ）と「FADL」（コンソールアプリ）を紹介したが、本ソフトはWindows デスクトップで動作するGUIアプリだ。WPF製の美しいデザインが目を引く。

　利用するには、まずオプション画面で“FlashAir”のアドレスを指定しよう。たとえば“FlashAir”の名前が“hoge”ならば、“http://hoge/”を指定すればよい（初期設定の“flashair”であれば変更は不要）。写真のダウンロード先を指定したい場合は、ついでにパスを変更しておこう。

　次に、“FlashAir”を接続した状態で［チェック］ボタンを押す。正常に接続できたら、“FlashAir”に保存されている写真のサムネイルが表示されるはずだ。あとはサムネイルをクリックしてPCへ転送するかどうか指定して［コピー］ボタンを押せば、指定した写真がPCへダウンロードされる。サムネイルをダブルクリックすれば個別に写真をダウンロードできるほか、オプション画面で日付を指定すれば、指定した期間に撮影された写真のみを選択することも可能。転送が完了すると、トーストで通知してくれるのがうれしい（Windows 8以降のみ）。

オプション画面で日付を指定すれば、指定した期間に撮影された写真のみが表示される

転送が完了すると、トーストで通知してくれる

　さらに、自動転送機能を搭載するのも便利。［自動］ボタンをONにしておけば、定期的に“FlashAir”にある写真をチェックして、自動でダウンロードしてくれる。