杜のAndroid研究室

第127回

写真を漫画風に加工できるカメラアプリ「漫画カメラ」

多彩なフレームを選んで、文字入りの漫画風画像を簡単に作成

 『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、撮影した写真を漫画風に加工できるカメラアプリ「漫画カメラ」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。

iPhoneで人気のカメラアプリ「漫画カメラ」のAndroid版

「漫画カメラ」

 「漫画カメラ」は、撮影した写真を漫画風に加工できるカメラアプリ。多彩な“フレーム”を選択することで、効果音・セリフなどの文字や集中線・スクリーントーンなどが描き込まれた面白い漫画風画像に簡単に加工できるのが特長。先に登場したiPhone版も人気のカメラアプリとなっている。

 アプリを起動すると、すでにフレームが選択された状態で撮影画面が表示される。画面左下のアイコンをタッチするとフレーム一覧が表示され、選択して切り替えが可能。効果音やセリフを表した文字、集中線などが描かれた32種類のフレームが用意されている。

 フレームの選択後、撮影画面下部のシャッターボタンを押せば写真を撮影でき、モノクロの漫画風に加工された画像が表示される。撮影画面では、画面右上のカメラ型アイコンをタッチし、インカメラに切り替えて撮影することも可能。また、その左にあるスマートフォン型アイコンをタッチすると、端末内に保存している写真を選択して加工のみを行える。

撮影画面左下のアイコンからフレーム一覧を表示し、選択できる
撮影後に自動で加工が行われ、漫画風画像が表示される

加工後に効果を調整でき、フレームの再選択も可能

 加工後の画面では、右下の鉛筆型アイコンをタッチして表示されるポップアップで効果の調整を行うことが可能。“アウトライン”“スクリーントーン”“ブラック”という3項目をスライダーで調整できる。また、画面左下の回転する矢印型アイコンをタッチすれば、フレームは回転させずに被写体画像のみを90°または180°回転させることが可能。

 加工後にフレームを変更することも可能で、画面右上の右から2番目にあるアイコンをタッチしてフレーム一覧を表示し、フレームを選択し直すことができる。また、画面右上のスパナ型アイコンをタッチして表示される設定画面の[周囲の明るさ]項目では、撮影時の周囲の明るさを“暗い”“普通”“明るい”の3段階から選択し、加工中の写真やこれから撮影する写真の加工に反映させることが可能。

画面右下のスパナ型アイコンをタッチし、表示されるポップアップで効果を調整できる
設定画面の[周囲の明るさ]項目で、撮影時の周囲の明るさを3段階から選択可能

加工した写真はTwitter・Facebookへ投稿可能。フレームの追加ダウンロードもできる

 漫画風に加工した写真は、端末内に保存できるほか、TwitterやFacebookに投稿することが可能。あらかじめ、設定画面の[連携]項目からTwitterまたはFacebookアカウントとの連携を許可しておこう。加工後の画面で上部のもっとも左にあるアイコンをタッチし、表示されるメニューの[共有]項目を選択すると、投稿画面が表示され、テキストを入力してTwitterやFacebookに投稿を行える。また、[共有]アイコンのメニューから[保存]項目を選択すれば、端末内に画像が保存される。

[共有]アイコンをタッチして表示されるメニューで[共有]項目を選択
TwitterやFacebookに加工した写真を投稿でき、テキストの入力も可能

 加工に使用できるフレームは32種類だが、さらにダウンロードして追加することが可能。フレーム一覧画面の右上にあるショッピングカート型アイコンを選択すると、ダウンロード可能なフレームパックが一覧表示される。“ダメ人間パック”や“ドロイド君パック”のほか、映画やドラマ、企業とコラボしたフレームパックなども用意されており、執筆時現在はすべて無料でダウンロード可能。

新たなフレームパックをダウンロードして追加可能
追加ダウンロードした“ダメ人間パック”のフレームを使った加工例
「漫画カメラ」
【著作権者】
(株)スーパーソフトウエア
【対応OS】
Android 2.2以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1(13/01/07)

(ライターズハイ:鈴木 友博)