SP+メーカー

　各種Windowsの“HotFix専用インストールCD”を作成する機能機能や、Windows 2000/XP/Sever 2003のインストールCDから、Service Pack（以下、SP）を適用済みのインストールCDを作成する機能を備えたソフト。

　SPは通常“Windows Update”から適用するが、Windowsを最初からインストールし直す場合、その都度“Windows Update”を行う手間がかかるうえ、SPのダウンロード中にWindowsの脆弱性を突いたウイルスに感染するおそれもある。そこで“HotFix専用インストールCD”やSP適用済みのインストールCDを作成しておけば、インストール直後にSPを適用できるため安心。

　本ソフトが備える“HotFix専用インストールCD”の作成機能は、OS自体を含まず、SPやアップデートの適用のみを行うCDを作成する機能。作成できるのは利用しているOS向けのみとなっており、作成にあたりOSのインストールCDは不要。作成可能なOSは、Windows 2000/XP/Sever 2003/Vista/Server2008/7/Server 2008 R2/8/Server 2012/8.1/Server 2012 R2。

　さらに、作成可能なSP適用済みのインストールCDは、Windows 2000のSP4以前、Windows XPのSP3以前、Windows Sever 2003のSP2以前となっている。

　インストールCDを作成する際は、本ソフトの［ダウンロード］メニューなどからSP用アップデートファイルを入手しておこう。次にインストールCDのドライブと、SP用アップデートファイルの保存場所、出力先フォルダなどを指定すれば、ISOイメージを自動的に作成できる。最後に、本ソフトの［ライティング］メニューで書き込みに使用するドライブや書き込み速度を指定して、CDやDVDなどに書き込もう。