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“JVN iPedia”がHTTPS対応などのリニューアル、「MyJVNバージョンチェッカ」は要更新
トップページがリニューアル、データベースの検索速度が向上。CVSS v3検索も可能に
2018年2月21日 17:04
独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は21日、脆弱性対策情報データベース“JVN iPedia”と、その活用を促進するために用意されているフレームワーク“MyJVN”の機能強化を実施したことを発表した。トップページがリニューアルされ、データベースの検索速度が向上したほか、SSL暗号化通信や“CVSS v3”の検索がサポートされているという。
なお、SSL暗号化通信への対応に伴い、「MyJVNバージョンチェッカ」を新サービスへ移行させる必要があるので注意。4月2日以降は旧サービスが利用できなくなるため、それまでに移行を済ませたい。
まず、Javaランタイム(JRE)版の「MyJVNバージョンチェッカ」をコマンドラインで利用する場合、“Java Web Start”の呼び出しをHTTPSプロトコルで行う必要がある。スクリプトを記述している場合は、プロトコルを“HTTP”から“HTTPS”へ書き換える必要があるだろう。
また、Java不要で動作する「MyJVNバージョンチェッカ for .NET」を利用している場合は、新しいツールをダウンロードして旧バージョンと差し替える必要がある。
「MyJVNバージョンチェッカ」は、システムにインストールされているアプリケーションが最新バージョンかどうかを簡単にチェックできるよう、IPAが無償で提供しているツール。インターネットが利用可能な環境で利用できるオンライン版(JRE版、.NET Framework版)に加え、インターネットが利用できない環境向けのオフライン版などが用意されている。Windows環境に最適な.NET Framework版は、窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。
ソフトウェア情報
- 「MyJVNバージョンチェッカ for .NET」
- 【著作権者】
- 独立行政法人情報処理推進機構
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1(18/02/21)