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IPA、JRE版「MyJVNバージョンチェッカ」の公開を終了 ~.NET版への切り替えを
ソフトを最新に保って既存の脆弱性からシステムを保護
2019年1月16日 06:30
独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は、1月16日をもってJRE版「MyJVNバージョンチェッカ」の公開を終了する。オンライン版、オフライン版、コマンドライン版のすべてが対象で、同等の機能を持つ「MyJVNバージョンチェッカ .NET Framework版」への移行が必要だ。
「MyJVNバージョンチェッカ」は、システムにインストールされているアプリケーションが最新バージョンかどうかを簡単にチェックできるよう、IPAが無償で提供しているツール。「Adobe Flash Player」や「Java Runtime Environment(JRE)」といったプラグインに対応するほか、「Firefox」「Adobe Reader」などをはじめとするメジャーなオンラインソフトがサポートされており、ソフトを最新に保って既存の脆弱性からシステムを保護するために役立てることができる。
本ソフトはもともとJava言語で開発されたツールだったが、2015年2月からは.NET Framework版をラインナップへ追加。Windows環境ではJavaのランタイム(JRE)が不要な.NET Framework版が推奨されていた。
.NET Framework版「MyJVNバージョンチェッカ」は、64bit版を含むWindows 7/8.1/10に対応しており、現在IPAのWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。動作には.NET Framework 4.6が必要だが、Windows Vista以降であればOSに同梱されているため、別途導入する必要はない。