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IPA、セキュリティツール「MyJVNバージョンチェッカ」に.NET Framework版を追加

Javaが導入できない環境でも利用可能

「MyJVNバージョンチェッカ」v1.0
Windows 8以降の場合は“Windows の機能”から.NET Framework 3.5を有効化

 独立行政法人 情報処理推進機構(以下、IPA)は12日、インストール済みのソフトが最新であるかをチェックするセキュリティツール「MyJVNバージョンチェッカ」の.NET Framework版「MyJVNバージョンチェッカ for .NET」を無償公開した。Windows Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8/8.1に対応しており、現在IPAのWebサイトからダウンロード可能。

 「MyJVNバージョンチェッカ」は、IPAが開発したオンラインソフトのバージョンチェックツール。システムへインストールされているソフトのバージョンを一括でチェックし、最新版であるかどうか確かめることができる。「Adobe Flash Player」や「Java Runtime Environment(JRE)」といったプラグインに対応するほか、「Firefox」「Adobe Reader」などをはじめとするメジャーなオンラインソフトがサポートされており、ソフトを最新に保って既存の脆弱性からシステムを保護するために役立てることができる。

 本ソフトはもともとJava製で、2009年にWebブラウザーから利用するオンライン版の提供が開始。2011年からは、オフライン版も公開されていた。しかし、JREのインストールが必須となっており、導入に手間がかかるほか、何らかの理由でJREの利用が許されていない環境では利用できないという弱点を抱えていた。

 そこで開発されたのが、「MyJVNバージョンチェッカ for .NET」だ。本ソフトを利用するには.NET Framework 3.0もしくは3.5がインストールされている必要があるが、Windows Vista/7であればOSに同梱されているため、セットアップは不要。Windows 8以降の場合でも、コントロールパネルにある“Windows の機能”から.NET Framework 3.5を有効化すれば利用できるようになる。

ソフトウェア情報

「MyJVNバージョンチェッカ for .NET」
【著作権者】
独立行政法人情報処理推進機構
【対応OS】
Windows Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0

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