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ファイル名を思い通りに一括変更できる「Flexible Renamer」

豊富なプリセットで複雑なリネームにも対応できる

「Flexible Renamer」

ファイル名やフォルダー名を一気にリネームできる「Flexible Renamer」

 ファイルやフォルダーの名前を変更する際、どのような操作をしているだろうか。[F2]キーを押して、ファイル名やフォルダー名を編集可能状態にしている? 大量のファイルのリネームが必要になることは意外と多く、手間もかかるもの。例えば、複数人から集めた命名法の異なる写真ファイルに連番を振りたい時や、書類ファイルの名前の形式を統一したい時など。そんな時は、「Flexible Renamer」を試して欲しい。名前の先頭や末尾に連番を追加したり、任意の文字数を削除したりできるほか、50種類近くのプリセットが用意されており、複雑なリネームにも対応できる。

連番追加や指定文字数の削除などの複雑なリネームにも対応

 あらかじめ用意されているプリセットを使えば、“フォルダー名+連番”や“更新日時+連番”など複雑なリネームも可能。間違えた場合は、[元に戻す]ボタンですぐに戻せるのが助かる。また、画像ファイルのExif情報や音声ファイルのID3タグなどを基にしたリネームも可能。

“フォルダー名+連番”といった複雑な処理も簡単に実行できる
“サブフォルダ以下も対象”にチェックを付けて、サブフォルダーも含めたファイル検索が可能。対象ファイルを特定の拡張子や任意の文字列でフィルタリングすることもできる
画像ファイルのExif情報や音声ファイルのID3タグなどを基にしたリネームも可能

空フォルダーの生成機能が便利

 リネーム作業と同様、連番のフォルダーを大量に作成する作業も手間がかかるが、“連番オブジェクト”の機能を使えば簡単だ。フォルダー名を指定し、作成する個数、開始番号、増分値を指定する。現在選択しているフォルダー中に複数のフォルダーが作成されるので、あとはリネームの処理で任意のフォルダー名に変更しよう。

[連番オブジェクト]タブから、“空フォルダ”を選択、フォルダー名と個数、開始番号、増分値を指定する