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高速にドライブを圧迫している不要ファイルを突き止められる「WizTree」

“ツリーマップ”や“ファイルタイプビュー”で占有率の可視化もできる

「WizTree」

ドライブの容量を占有しているファイルが一目でわかる「WizTree」

 ドライブの空き容量が残り少ない時、ぜひ試して欲しいのが「WizTree」だ。「WizTree」は、ドライブの容量を無駄に圧迫しているフォルダーやファイルを突き止めるのに便利な分析ソフトだ。エクスプローラー風のインターフェイスには、占有率を表す棒グラフが備えられており、どのフォルダーやファイルがドライブの容量を消費しているのかが一目でわかる。

指定したディレクトリを高速でスキャン

 操作は画面上部のプルダウンリストからドライブを選択して[スキャン]をクリックするだけ。ドライブに含まれるファイルとフォルダーがディスク占有率を表す棒グラフとともにツリー表示される。フォルダーやファイルのサイズを確認しながら削除できるのがわかりやすい。

 サイズが大きく、不要なファイル項目を選択して[Delete]キーを押せば、赤文字・取り消し線が表示されてファイルを削除可能。また、フォルダーやファイルの一覧をサイズの大きい順に並べたければ[ファイル表示]タブが便利だ。内容を確認したい場合は、右クリックメニューから[開く]を選択する。

プルダウンリストからドライブを選択して[スキャン]をクリックする
サイズの大きい順に並べたければ[ファイル表示]タブが便利だ。削除したフォルダーやファイルは、赤文字・取り消し線が表示される

見た目でファイルサイズを判断できる“ツリーマップ”

 ドライブの空き領域を見た目で判断したければ[ツリー表示]タブの下部にある“ツリーマップ”が直感的に使える。画面下部にフォルダーやファイルがパネル状に表示され、1マスの大きさでファイルサイズがわかる。パネルをクリックすれば該当のフォルダーやファイルにジャンプ可能。ファイルの種類別に占有率を調べるには右上の“ファイルタイプビュー”が便利。例えば、写真ファイルが多くの容量を占有しているのであれば、外付けのHDDにまとめて移動するといった判断ができるだろう。

“ツリーマップ”は[オプション]→[ツリーマップ表示]の順にクリック。“ファイルタイプビュー”は[オプション]→[ファイルタイプ表示]の順にクリックする