Windowsにまず入れる定番無料アプリ -2018年版-
とにかく高速に“すべて”のファイルを検索できる「Everything」
インクリメンタルサーチですばやく絞り込めるほか、検索オプションも豊富
2018年6月1日 12:00
ドライブ内のインデックス作成が超高速な「Everything」
Windows 10の標準機能を使ってファイルを検索したものの、なかなか完了しなくて困った経験はないだろうか。とにかく高速にファイルを検索したいなら「Everything」がおすすめだ。初回起動時にパソコンに接続されたドライブの“すべて”のファイルのインデックスが作成され、入力したキーワード絞り込むようにして目的のファイルを検索できる。インデックスの作成も高速なので、ストレスなくファイルを検索できるのがうれしい。
インターフェイスはシンプルだが機能は豊富
「Everything」の画面上部の検索欄にキーワード(検索条件)を入力し始めるとすぐに絞り込まれるインクリメンタルサーチに対応している。AND/OR検索、もしくは特定のキーワードを除くなど、利用できるシンタックスは豊富だ。検索結果の表示方法を切り替えられるほか、プレビューでファイルの内容を簡単に確認することもできる。なお、「Everything」の起動中は、ファイルシステムを監視し、変更のみインデックスに反映させるため、システムへの負荷は非常に軽い。以下は主な使用例。
- AかつB → A B
- AまたはB → A|B
- Aを除く → !A
- Cドライブにある“.docx”ファイル → c: *.docx
- ファイルのみを検索 → file:
- フォルダーのみを検索 → folder:
- 100MBより大きいファイルを検索 → size:>100mb
- 今日変更したファイルを検索 → rc:today
- 先週作成したファイルを検索 → dc:lastweek
コマンド入力に慣れている方は扱いやすいだろう。もちろんシンタックスを利用せずに、“アドバンス検索”による詳細な検索条件の指定も可能だ。