ニュース
フリーのFTP/SFTP/SCPソフト「WinSCP」v5.9が公開、使い勝手を向上させたメジャー更新
高DPI環境への対応強化や、カスタムコマンドを拡張機能として追加する機能を搭載
2016年7月25日 15:09
オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.9が、22日に公開された。本バージョンは、使い勝手の向上に焦点を当てたメジャーアップデートとなっている。
まず、高DPI環境でのルック&フィールが改善された。画面のスケーリングを100%以上に設定した環境でも、「WinSCP」をより快適に利用できるようになる。またカスタムコマンドを“拡張機能”として配布できるようになった。配布されている拡張機能は、[環境設定]ダイアログの“コマンド”欄からインストールすることが可能。
さらに、SFTP/SCPプロトコルの転送速度が向上。TLS/SSLクライアント証明書を利用したユーザー認証がサポートされたほか、寄付を行ったユーザー向けの機能として自動アップデート機能が追加されている。
「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「WinSCP」
- 【著作権者】
- Martin Prikryl 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10まで
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.9(16/07/22)