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フリーのFTP/SFTP/SCPソフト「WinSCP」v5.9が公開、使い勝手を向上させたメジャー更新

高DPI環境への対応強化や、カスタムコマンドを拡張機能として追加する機能を搭載

「WinSCP」v5.9
カスタムコマンドを拡張機能として追加する機能を搭載

 オープンソースのFTP/SFTP/SCPクライアントソフト「WinSCP」の最新版v5.9が、22日に公開された。本バージョンは、使い勝手の向上に焦点を当てたメジャーアップデートとなっている。

 まず、高DPI環境でのルック&フィールが改善された。画面のスケーリングを100%以上に設定した環境でも、「WinSCP」をより快適に利用できるようになる。またカスタムコマンドを“拡張機能”として配布できるようになった。配布されている拡張機能は、[環境設定]ダイアログの“コマンド”欄からインストールすることが可能。

 さらに、SFTP/SCPプロトコルの転送速度が向上。TLS/SSLクライアント証明書を利用したユーザー認証がサポートされたほか、寄付を行ったユーザー向けの機能として自動アップデート機能が追加されている。

 「WinSCP」はWindows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「WinSCP」
【著作権者】
Martin Prikryl 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003からWindows 8.1/Server 2012 R2/10まで
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.9(16/07/22)