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第8回“WOLF RPGエディターコンテスト”の結果が発表

総合1位には斬新ながら親しみやすい収穫アクション「収穫機道ろぼふぁーむ」が輝く

“第8回 WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)”の結果ページ

 フリーゲームのコンテスト“第8回 WOLF RPGエディターコンテスト(ウディコン)”の結果が、26日に発表された。結果発表のページでは、各部門で上位に選ばれた作品の一覧や全作品に寄せられた投票コメントが掲載されているほか、投稿された作品をダウンロードすることも可能。

 “ウディコン”は「WOLF RPGエディター」の作者であるSmokingWOLF氏が年に1回開催しているコンテストで、今回が8回目。「WOLF RPGエディター」を用いて制作されており、オリジナルかつ未発表で完成品の無料ゲームのみがエントリーすることが可能。開発者だけでなく、プレイヤーも投票や審査という形で参加することができる。

 今回の応募総数は、68作品。総合1位に輝いたのは、収穫アクション「収穫機道ろぼふぁーむ」だ。レイアウトを考えながら農地で作物を育て、自動で動く作業ロボットが効率よく収穫できるようにするパズル要素の強いゲームで、斬新なシステムながら親しみやすく、それでいて高得点を叩き出そうとするとなかなか難しい奥の深さが評価されたようだ。

 2位は、ローグライクRPG「箱庭フロンティア」。サイコロを転がして出た目の数だけ進めるボードゲーム風になっており、初めてのユーザーにとっても親しみやすい。また、乱数要素なしの戦闘や日数・HP・特技・お金の4つのリソースをうまくやりくりしなければならない戦略性、毎回ランダムに自動生成されるマップ、キャラメイキングと育成要素なども相まって中毒性が高い。“熱中度”と“遊びやすさ”の部門で1位を獲得したのもうなずけるクオリティだ。

「収穫機道ろぼふぁーむ」
「箱庭フロンティア」

 3位は、電子ゲームブック「電子ゲームブック 自由落下」。懐かしいゲームブックというシステムで楽しめるという点もさることながら、ストーリーと世界観も高く評価されており、“物語性”部門で堂々の1位を獲得している。

 なお、第9回は来年7月23日から作品の応募受付を開始するとのこと。