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Adobe、「Flash Player 24」「AIR 24」のベータ版を“Adobe Labs”で公開
「Firefox 51」で高解像度ディスプレイのサポートが改善
2016年10月31日 12:39
米Adobe Systems Incorporatedは28日(現地時間)、「Adobe Flash Player 24」および「Adobe AIR 24」のベータ版を公開した(コードネーム:VanNess)。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”から無償でダウンロードできる。
「Adobe Flash Player 24」ではWindows版「Firefox」における高解像度ディスプレイのサポートが改善。「Firefox 51」以降ならば、デスクトップのスケーリング設定に合わせてコンテンツが拡大表示されるようになる。
また、カメラとマイクのアクセス権限をより詳細にコントロールできるようになった。たとえばHTTPS接続ならばアクセスを許可するが、HTTP接続では拒否するといったことが可能。ただし本機能はベータ版という扱いになっており、GUIの設定画面は提供されない。
そのほかにも、本ベータ版から32bit/64bit版のPPAPI/NPAPIプラグインがLinux向けにバイナリ提供されることになった。現時点ではtar.gz形式のみとなっているが、今後はRPMインストーラーやスタンドアロンインストーラーでの配布も追加される予定だという。
一方、「Adobe AIR 24」では“Apple TV”が新たにサポート。「Android SDK」もアップグレードされ、「Adobe AIR 24」からは“API Level 24”が利用できるようになる。そのほかにもiOS/Androidでアクセス権限の要求と確認を行うためのAPIが導入されたほか、テクスチャーのアップロードが非同期に行えるようになるなどの改善が盛り込まれている。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版向けベータ版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 24.0.0.138 Beta(16/10/28)
- 「Adobe AIR」Windows版向けベータ版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 24.0.0.148 Beta(16/10/28)