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「Node.js」のリリースサイクルが10年ぶりに刷新、すべてのバージョンは「LTS」に
西暦ベースのメジャーバージョンで年次リリース、Alphaチャネルの新設など
2026年3月12日 11:15
「Node.js」の開発チームは3月10日(米国時間)、「Node.js」のリリースサイクルを刷新すると発表した。10年ぶりの大規模な変更となる。
「Node.js」はこれまで「奇数バージョンは試験版、偶数バージョンは安定版」という運用を行ってきたが、実際に奇数バージョンを採用するユーザーはほとんどいなかったという。とくに企業ユーザーはもっぱら偶数バージョンの長期サポートリリース(LTS)を採用してきた。奇数バージョンを採用するのは、このバージョン運用の“しきたり”を知らない「Node.js」入門者ぐらいだったかもしれない。
また、「Node.js」のメンテナンスはボランティアに支えられており、スポンサーのついている一部の貢献者を除き、ほとんどの作業は余裕のある開発者が余暇に行っている。そのため、アクティブなリリースラインをいくつも維持・管理するのが難しくなっているという事情もあった。昨年末から今年初めにかけて、セキュリティリリースが何度も延期されたのは記憶に新しい。
そこで、新しいリリースサイクルは以下のシンプルなルールとなる。
- 毎年1回のメジャーリリース(4月)
・当初はアクティブな開発が行われる「Current」リリース
・10月に「LTS」(安定性向上が主目的の長期サポート版)に昇格 - すべてのメジャーリリースが「LTS」に
・「奇数バージョンは試験版、偶数バージョンは安定版」という運用は廃止
・30カ月間のメンテナンスを保証 - アルファ(Alpha)チャネルの新設
・これまで奇数バージョンが担っていた初期テストの役割を担う
・メジャーリリースに先立ち、毎年10月から翌年3月の6カ月間実施
・ライブラリ作者やCI向けで、「Nightly」より高い品質保証 - メジャーバージョンは西暦の下二桁を採用
つまり、各バージョンは以下のスケジュールで運用される。新しいリリースサイクルに従う「Node.js 27」のリリース時期も付記する。
- Alpha(6カ月):2026年10月から、テスト期間
- Current(6カ月):2027年4月、正式リリース
- LTS(30カ月):2027年10月から、保守期間に
- EOL:2030年4月サポート終了
30カ月のLTS、LTSバージョンの重複期間(移行期間)、セキュリティプロセスや品質基準、6カ月遅れの「V8」採用サイクルなどに変更はない。
















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