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「Windows Server」のリモート管理ツールがついにARM64を公式サポート、x64と同等に

軽量・長時間駆動の携帯性に優れるデバイスが選べる

同社のアナウンス

 米Microsoftは3月10日(現地時間)、「Remote Server Administration Tools」(RSAT)がArmベースのWindows 11デバイスで公式サポートされたと発表した。x64デバイスと同様、ARM64デバイスでも「Windows Server」の各種ロールや機能をリモート管理できるようになる。

 今回の正式対応により、以下の5つの主要「RSAT」コンポーネントがARM64ネイティブで動作するようになる。

  • Active Directory DS & AD LDS Tools
  • Active Directory Certificate Services Tools
  • Group Policy Management Console (GPMC)
  • DNS Server Tools
  • DHCP Server Tools

 x64デバイスでGUIや「PowerShell」を用いて行っていた既存の管理ワークフローをそのまま転用できる。

 なお、提供方法は一般向けの「バージョン 25H2/24H2」と「Qualcomm Snapdragon X2」シリーズ専用の「バージョン 26H1」で異なる。

 「バージョン 25H2/24H2」の場合、2026年2月のWindows非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5077241」以降でOSのオプション機能として提供される。[Windows の機能]ダイアログ(optionalfeatures)などから各種「RSAT」コンポーネントを有効化可能。

「バージョン 25H2/24H2」の場合、OSのオプション機能として提供

 「バージョン 26H1」の場合は、必要に応じてインストールする「Feature on Demand」(FoD)機能としてOSで提供される。「設定」アプリの[システム]-[オプション機能]ページ(ms-settings:optionalfeatures)から、各種「RSAT」コンポーネントを追加できる。

「バージョン 26H1」の場合は、「Feature on Demand」(FoD)機能としてOSに統合

 「Windows on Arm」デバイスは軽量でバッテリー駆動時間が長く、携帯性に優れるものが多い。そのため、サーバー管理の分野でも「Windows on Arm」デバイスの採用が進むと期待されている。