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開発者に人気の“ミニマップ”機能を追加した「EmEditor Professional」v16.3.0が公開
新しいアプリケーションアイコンが同梱され、変更可能になるなどの改善も
2016年11月18日 14:12
米Emurasoft, Inc.は18日(日本時間)、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v16.3.0を公開した。今回のアップデートでは、ドキュメント全体をスクロールバーへ縮小表示する“ミニマップ”機能が新たに搭載。長いソースコードを扱う開発者を中心に需要の高い機能で、現在編集している箇所がドキュメントのどの部分にあたるのかを把握するのに便利だ。
“ミニマップ”機能を有効化するには、スクロールバーの右クリックメニューにある[ミニマップを表示]オプションを有効化する。するとスクロールバーの代わりに、“ミニマップ”が表示されるようになる。この“ミニマップ”はスクロールバーと同じ機能を果たし、スクロールすることでドキュメントを上下に移動させることが可能。[Ctrl]キーを押しながらホイールを操作することで拡大・縮小を行うこともできる。
さらに、新しいアプリケーションアイコンが追加されたのも本バージョンにおける変更点。旧アイコンから新アイコンへ変更したい場合は、[カスタマイズ]ダイアログの[言語]タブを開き、[現在のアイコン]というオプションを切り替えればよい。
そのほかにも、ステータスバーへ行数を表示する際の表示形式が“(選択行数)/(全体の行数)”へと変更。ドキュメント全体の行数が常に表示されるようになった。また、マーカーの右クリックメニューから[フィルターで除外]コマンドを利用できるようになるなど、細かい改善が多数盛り込まれている。
「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2012に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は、1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。
ソフトウェア情報
- 「EmEditor Professional」
- 【著作権者】
- Emurasoft, Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2012
- 【ソフト種別】
- シェアウェア(通常ライセンスは4,800円、永久ライセンスは18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
- 【バージョン】
- 16.3.0(16/11/18)