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「Windows 10 Insider Preview」Build 15002では手書き入力や日本語入力の改善も

入力モードを切り替えた際に現在のモードがデスクトップの最前面に表示されるように

「Windows 10 Insider Preview」Build 15002

 米Microsoft Corporationが9日(現地時間)付けで公開した「Windows 10 Insider Preview」Build 15002では、入力周りに関してもいくつかの大きな改善が盛り込まれている。

「Windows インク ワークスペース」の各種ツールがアップデート

 まず、「Windows 10 Creators Update」の要となる機能の一つ“Windows インク”では、「Windows インク ワークスペース」のボールペン・鉛筆・蛍光ペンなどのツールがアップデート。ツールバーのアイコンが選択色で色分けされるようになった。同様の機能は後日提供予定の「Windows 10 Creators Update SDK」最新版でもサポートされ、開発者がアプリケーションへ組み込むことも可能になるという。

 そのほかにも消しゴムツールがアップデートされ、ストローク(線)の削除が行えるようになった。消しゴムツールのプルダウンメニューで[Stroke eraser]を選択すると、ポイントした部分ではなくストロークのみを削除できるようになる。

 また、日本語および中国語の入力システム(IME)の機能拡充も引き続き行われている。とくに中国語を入力するための「Microsoft Pinyin IME」では新しい設定画面、自己学習したフレーズのローミング、絵文字パネルなどが導入されており、大幅に機能が強化された。

 日本語入力システムでは、入力モードを切り替えた際に現在のモードがデスクトップの最前面に表示されるようになったのが改善点。入力モードの切り替えミスによる誤入力を大幅に減らすことができるだろう。この機能が不要な場合は、IMEの設定画面で無効化することもできる。

入力モードを切り替えた際に現在のモードがデスクトップの最前面に表示されるように
不要な場合は、IMEの設定画面で無効化することも

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