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音声合成ソフト「CeVIO Creative Studio S」v5.1が公開、セリフの編集機能が強化

トークエンジンと辞書の改善により読み上げ精度も向上

「CeVIO Creative Studio S」の公式サイト

 音声合成ソフト「CeVIO Creative Studio S」の最新版v5.1が26日、正式公開された。サードパーティ製品を含めた「CeVIO Creative Studio」シリーズのユーザーにはアップデートが無償で提供される。製品版はWindows Vista/7/8/8.1/10に対応しており、通常版の参考価格は12,960円(税込み)。現在、30日間試用できる体験版が本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「CeVIO(チェビオ)」は、感情を織り交ぜた読み上げ音声(トーク)や、人間の発声をシミュレートした自然な歌声(ソング)を制作できる音声創作ソフト。これまで職人的な調整が必要とされてきた感情表現が、初心者でも簡単に行えるのが魅力だ。また、個性の異なるキャラクターが収録されており、複数のキャラクターでソングとトークを織り交ぜたり、トークの掛け合いを演じさせることも可能。サードパーティ製のソング・トークボイスやキャラクターも提供されている。

 最新版となるv5.1では、セリフ入力に合わせて後続のセリフ位置を自動調整する機能や選択したセリフをまとめて移動する機能などを導入。ソングでは新たに接続調整モードが実装された。また、MIDI/MusicXMLのインポート機能が強化され、アンドゥが行えるようになったほか、既存トラックへの追加読み込みがサポートされた。さらに、トークエンジンと辞書の改善により読み上げ精度も向上している。

 そのほかにも、アプリケーションへデジタル署名を施したり、オフラインで利用可能な期間が356日へ延長されるなど、さまざまな改善が盛り込まれている。

ソフトウェア情報

「CeVIO Creative Studio S」
【著作権者】
CeVIO
【対応OS】
Windows Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
体験版(商用不可、30日間試用可能)
【バージョン】
5.1.7.2(17/01/26)

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