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三波春夫が蘇る! 「CeVIO」向けのソングボイス「ハルオ ロイド・ミナミ」が無償公開
「CeVIO Creative Studio S」の体験版でも利用できる
2016年10月20日 17:20
(株)エクシングと(株)テイチクエンタテインメントは20日、(株)三波クリエイツと共同で音声合成ソフト「CeVIO Creative Studio S」向けのソングボイス「ハルオ ロイド・ミナミ(HAL-O-ROID)」を無償公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。
「ハルオロイド・ミナミ」は、歌手・三波春夫の歌声をベースに最新の音声合成技術を駆使して作り上げられたバーチャルアーティスト。年齢は37.3歳で、身長173.73cm、体重63.73kg。好きな食べ物は米。好きな音楽はオールジャンルで、A2~E4の音域を得意としている。
緻密な作業を重ねて三波春夫本人の歌唱データをモデル化したとのことで、あたかも本人が歌っているかのような自然で滑らかな音声を実現しているのが特徴。本人の所作や和服スタイルをコピーした3Dキャラクターも用意されており、未来型アイドルのバーチャルアーティストが多いなか、日本調のこぶしの利いた異色のキャラクターに仕上がっている。デジタルシングル『東京五輪音頭』『海の声』も同時にリリースされており、“レコチョク”や“iTunes”で配信中だ。
「CeVIO Creative Studio S」は有償製品だが、無償で利用できる体験版でも「ハルオロイド・ミナミ」のボイスを使用することが可能。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1/10となっている。