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Adobe、「Flash Player 25」「AIR 25」のベータ版を“Adobe Labs”でリリース
「Adobe AIR」のレンダリング機能が拡充される
2017年2月6日 08:16
米Adobe Systems Incorporatedは3日(現地時間)、「Adobe Flash Player 25」および「Adobe AIR 25」のベータ版を公開した(コードネーム:Webster)。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”から無償でダウンロードできる。
現行版の「Adobe Flash Player 24」ではWindows/Mac環境でカメラおよびマイクのアクセス権限がより詳細にコントロールできるようになったが、「Adobe Flash Player 25」ではこの機能がLinux版にも導入される。ドメインごとにカメラおよびマイクの利用可否を決定できるほか、HTTPS接続か否かでアクセス権限を設定できるようになる。
一方「Adobe AIR 25」では、現在扱っているコンテキストのバックレンダリングバッファーをビットマップデータへ書き出す“drawToBitmapData()”APIでオフセットがサポートされる。ソース矩形と書き込み先の座標を指定して、特定のエリアへバッファーを書き出すことが可能だ。
また、モバイル版「Adobe AIR」に導入されていたインスタンス描画機能がデスクトップ版でも利用できるようになった。これは同一のモデルから複数の“インスタンス”を生成し、まとめてレンダリングできるようにする機能で、単一のフレームで位置や大きさを変えただけのオブジェクトを一度にたくさん描画したい場合に役立つ。
そのほかにも、Apple TVのサポートが拡充されるなど、おもにモバイル版で多くの改善が盛り込まれた。
ソフトウェア情報
- 「Adobe Flash Player」Windows版向けベータ版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 25.0.0.104 Beta(17/02/03)
- 「Adobe AIR」Windows版向けベータ版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 25.0.0.108 Beta(17/02/03)
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