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Mozilla、“あとで読む”サービス“Pocket”を買収

同社の100%子会社に

Mozilla Corporationのリリース

 米Mozilla Corporationは27日(現地時間)、興味のあるコンテンツを保存し、あとで閲覧できるようにするサービス“Pocket”を買収したことを明らかにした。“Pocket”は同社の100%子会社となり、Mozillaのオープンソースプロジェクトに加えられる。

 “Pocket(旧称:Read It Later)”は、閲覧中のコンテンツを“あとで読む”ためにストックしておけるサービス。さまざまなサービスと連携し、簡単にコンテンツをクリップすることが可能で、「Firefox 38」からは「Firefox」にも統合されている。ストックした記事は、スマートフォンやタブレット、電子書籍リーダー向けのクライアントなどを使って、いつでもどこでも読み返すことが可能だ。

 Mozillaによると、“Pocket”のアクティブユーザーは月間1,000万人規模で、これまでに30億件以上のコンテンツがストックされているという。Mozillaはこの人手で選別された良質なコンテンツにアクセスできることになる。