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GitHub、オープンソースのコードエディター「Atom」v1.15.0をリリース

ミニファイされたCSSやJavaScriptを開く際にハングアップする不具合を修正

「Atom」v1.15.0
ファイルが削除された際にタブを削除するオプション(初期状態は無効化)

 米GitHub Inc.は9日(現地時間)、テキストエディター「Atom」の最新版v1.15.0を正式公開した。Windows/Linux/Macに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 「Atom」v1.15.0では、複数行を選択している場合の複製操作がより直観的なものへ改善。また、編集中のファイルが「エクスプローラー」などで削除された際にタブが閉じられなくなった。この挙動は設定画面で無効化することも可能。ミニファイされたCSSやJavaScriptを開く際にハングアップする不具合も修正されている。

 なお、同日付けで「Atom」v1.16のベータ版もリリースされている。本ベータ版ではMacでタイトルバーのオプションを拡充。ウィンドウ左上の“信号機”(閉じるなど赤・黄・青3つのボタン)の周りにパディングを設定できるようになるほか、タイトルバーを非表示にするモードが追加される。タイトルバーを非表示にした場合は、ステータスバーのドラッグでウィンドウを移動できるようになるという。

 そのほかにも、多くのパッケージで“jQuery”の利用を削減・削除していくとのこと。これは“jQuery”への依存を取り除く取り組みの一環で、今後も継続的に行われるという。

ソフトウェア情報

「Atom」Windows向け安定版
【著作権者】
GitHub Inc.
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.15.0(17/03/09)